HIV AIDS 感染の最たる原因の一つとなっている、
注射器の回し打ちによる薬物汚染問題。
此処ベトナムでは MATUY ( 薬物 主にヘロイン) の蔓延に伴う AIDS 感染が、
大きな社会問題の一つとなって久しいけれど、
そんな薬物 DRUG とはまた一線を画す違う薬物問題、
此の注射器にたっぷりと詰まった BROWN SUGAR ならぬ BLACK SUGAR ....
実はこれ、違法薬物でも何でもない "Mat Gau ( 熊の胆汁)"
日本で言うところの "熊の胆" だ。
身体に良いとされ、広く海外、日本でも古くから使用されて来たけれど、
昨今の自然動物愛護の論点から、その使用、販売が規制され、
此処ベトナムでも今では滅多にお目にかかれなくなって来ているのが実情。
生きた熊の胆嚢に注射器を差込み、その胆汁を吸い上げる事によって得られる
このMAT GAU 、此処ベトナムでは酒に混ぜて飲むのが最もポピュラーな摂取方法。
だけどさ、何も注射器の中に詰めたまま売らなくたって良いよな。。。
真っ黒な胆汁が酒に注がれるその瞬間、
あら不思議、真黄色となって酒に溶け込んで行く。
独特の苦味と一種独特の酩酊感が忘れられず、
今でもその愛好者が一向に減る事のない此処ベトナム、
法律で規制されているにも関わらず、裏ではこんな簡単に買えてしまうのだ。。。
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