祖国 16日目 / 名古屋 9日目
ほんの短い時間の帰郷の間だけでも
ちったぁ親孝行の真似事なんぞもして帰りたいなんて思ったりもして
日本に居ると 何故だか朝早くにばっちり目が覚める御是不思議
毎日布団も干してみたりしてだね。
なんてしてる内にかぁちゃんから電話、自転車の鍵、を盗まれた、と。
鍵つけたまま置きっ放しにしてあった自転車は残り鍵だけ盗られた
なんて悪質の悪いイタズラが日常茶飯事、とは自転車屋親父様の言葉
お陰でこちとら朝っぱらから汗だく、だいね
ちょっと、咲き始め、かいね
ほんでもってまた地下鉄乗ってまって、だね
覚王山 到着 20 年以上振り、だいね
覚王山 と言えば、その旧き良き時代の面影を到る所に色濃く残す
都会の中の異次元世界 みたいな場所だった
本寺へと続く参道両脇にズラリと並んでいた
こんな昔ながらのお好み焼き屋にカキ氷屋におでん屋に連連連も
今では遠い遠い昔の過去のお話 ( 当たり前 ではあるんだろう けど )
かろうじて残るこんなお店でやっぱりお好み なんぞ喰いたいじゃあ
あああありませんか、と。。
おばちゃん こんども また じぇったい きたい です
おげんきで いてください
そうそう そうだった なごや で おでん といえば
あかみそだれ どっぷり あとがけ だったがね
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